設計内容としては、公園の中に散歩道や吊り橋のほか、ビジターセンター等を設けることとなり、この建築設計を日本の竹中アシュ氏に、構造設計が冨田構造設計に委託されました。
設計当初から「生き物のような」「自然の材料を用いる」というコンセプトがあったため、集成材を用いて、各断面が徐々に変化していくような形状を提案しました。最初は水鳥が羽ばたくような意匠を目指したのですが、最終的な形状は「エビ」のようになりました。しかし、それもまた可愛いという評価を受けています。
下部構造はRCとし、上部構造には唐松の集成材を用いました。集成材材料は日本の銘建工業の集成材を使用しています。
公園の中央には集成材の湾曲材を用いたパーゴラを設計しました。
高雄中都濕地公園遊客中心
Wetland Park visitor center, Zhong-du Kaohsiung
結構:集成材結構+RC結構
業主:高雄市政府
建築設計:竹中ASH(日本)+郭中端